私は台湾に住んでいます。飼い猫のジンジンはペルシャ猫です。長くてフワフワの毛を保つために私は月に一度は行きつけのペットサロンに通い、ジンジンの毛をきれいに整えてもらいます。これがいつものジンジンのためのカットです。身体の毛だけを短くして、そう、ライオンカットにしてもらっています。ジンジンも気に入っているようでしょう?

そろそろ暑さが気になる季節になり、ジンジンの毛も伸びてきて彼も少し暑苦しいようです。ところが、ちょうど仕事が忙しく、なかなかペットサロンに連れて行けなくて困っていました。仕方なく友人に頼んで、いつもと違うペットサロンに連れていってもらいました。ええ、もちろん友人にはライオンカットのことを念入りに説明しました。

『・・・。』友人に連れられペットサロンから帰って来たジンジンを見て、私は絶句しました。『何が起こったの?!』・・・間をおいて、ジンジンには申し訳ないのですが、吹き出してしまいました。私は改めてコミュニケーションの難しさを思い知らされたのです。

たしかにジンジンは、体の毛だけ短く顔の毛は残されていました。でも、私の想定したライオンカットとはずいぶんかけ離れた仕上がりでした。『ジンジン、私がいけなかったの。サロンを変えるべきではなかったわ。本当にごめんなさい。』私は、ジンジンに謝るしかありませんでした。

しばらくの間ジンジンは、まるで猫の仮面をかぶったような奇妙な姿を我慢してくれました。私は、今まで早く毛が伸びてくれるように祈ったことはありませんでしたが、今回ばかりは願わざるを得ませんでした。ようやく、いつものライオンカットに近づいてきましたが、サロンが違うだけで全く違う姿になるなんて・・・いい勉強になりました(笑)