主人と二人で子猫を何とか助けようとしたのですが、ちょうどスピードメーターの後ろの辺りで何かにぶつかり、どうしても出してあげることができませんでした。自分たちではどうにもできないと思い、インターネットを通じてた助けを求めたんです。それを見たロン達、地元の自動車修理工場のスタッフが駆けつけてくれました。

『子猫を助けることはできるけれど、車を壊さなければなりませんよ』ロンは私たちの決心を聞いてとても驚いていましたが、快く引き受けてくれました。ロンたちは小猫を傷つけないように、ていねいに車の部品を取り外していきます。びっくりしたのは、話を聞きつけて地元のテレビが取材に訪れ、一部始終を撮影していました。

作業をはじめて約1時間半、ロンたちは小猫を助け出してくれました。子猫は怯えていましたがけがもなく、主人と私、ロンたちもホッとしました。車の前方はほとんどバラバラになってしまいました。主人が私のために買ってくれたもので、私の自慢の車でした。でも、子猫の命とは代えられませんでした。主人も私の決心に快く賛成してくれたんです。

子猫の救助には20時間ほど費やしたのですが、見て下さい。この子猫にはそれ以上の価値があると思いませんか?私たちは車にちなんで子猫にモンテと名前を付けました。ええ、もちろんうちの家族に迎えます。大事な車は無くなってしまいましたが、我が家にはモンテという家族が増えました。私も主人もロンたちには感謝しています。