子猫たちが隠れていた場所は、とても衛生的だとは言えないところでした。モナのいる方へ駆け寄ってくる子猫たちをなんとか捕まえようと、彼女はフェンスの金網の下から手を伸ばしたそうです。気付けば子猫は10匹を越えています。生まれた時期の異なる子が混じっていました。母猫が3匹と少し大きな子猫はその場で捕まえることは諦め、後日トラップで無事保護することができました。

すべての子猫たちは、母猫達の施設とは別のバンクーバーの保護施設に移されました。そのうちの最も小さな7匹が私の施設へやってきたのです。彼らの母猫たちは完全に野生でしたが、私のところへ来た7匹は室内の生活にすぐに慣れてくれました。

日当りのいい場所を見つけると彼らは固まってお昼寝をしていました。人間の腕に抱かれることも、膝の上で寝ることも、安全な場所で楽しむことを彼らはすぐに覚えていきます。

彼ら7匹はとても仲がよく一緒に遊び、順調に成長しています。私の施設では保護された猫を預かり、里親さんを募集して養子縁組を行っています。常にたくさんの猫たちが一緒に生活をしていますが、7匹の子猫たちは先輩の猫たちにもかわいがられ、中には本当の親子のようにぴったりと寄り添う子もいます。

モナの機転がなければ、こうして子猫たちが安全に暮らせるようにはならなかったでしょう。彼女の的確な判断が子猫たちの家族を新しい生活へと導いてくれたのです。私は、モナに感謝してやみません。