小さな子猫はなかなか貰い手が見つからないでいるようでした。
『ここにいるよ!』とでも言うように鳴いて、盛んにアピールしていました。
私は抑えられずに子猫を抱き上げ、そっと抱きしめました。
が、ケージに戻そうとすると必死にしがみついて放そうとしません。
『困ったことになりそう・・・』

我が家では保護した猫たち6匹を飼っています。私の一存で連れ帰ることはできません。
私は、いくつかの動画を撮って主人へ送りました。
『見て、子猫がどうしても離れないのよ。困ったわ!』
・・・主人からの反応はありません。

私は子猫をそこに残していくことができません。決断するしかありませんでした。
子猫を引き取り店を出ましたが、家へ連れ帰るのも一苦労でした。
彼女は私から一時でも離れたくないらしく、まとわりついて大変でした。
やっとのことでシャツの後ろに収まり動かなくました。

子猫はローラと呼ぶことにしました。
ローラが夜眠るときは必ず私にしがみついて寝ました。
ふと、ローラの呼吸音に異変を感じたので、動物病院で診察を受けました。
肺に感染症が見つかりましたが、投薬のおかげで2日後には回復することができました。

ローラはとても人懐っこく、元気で遊び好きです。
先住の6匹の猫たちとも積極的に仲良くなろうとしました。
保護したうさぎにさえ自分からアプローチしました。

息子のテオも彼女を気に入りとても可愛がっています。
主人ですか?大丈夫、ローラの幸せそうな様子を見れば誰も『ダメ』とは言えません。
我が家にすぐに溶け込めたローラですが、
彼女の一番のお気に入りは、私に抱き着いて寝ることのようです。