私とパートナーのマーナは新年のパーティーに出かけました。翌朝、ムーンユニットがいなくなっていいることに気付いたんです。慌てて辺りを探しましたが、どこにも見つかりません。私たちは、ムーンユニットのポスターを作り、地元の動物レスキュー隊を探したり色々と手を尽くしましたが、届いた迷い猫の情報はどれもムーンユニットではありませんでした。とても悲しかったのですが、どこかで新しい家族と暮らしているのだと自分に言い聞かせました。

あれから8年半後、思ってもみないところからムーンユニットらしき猫が保護されているという連絡が入りました。それは、パリにある動物保護団体からのものでした。パリの駅近くで保護された猫のマイクロチップを調べたところ、ムーンユニットではないかというのです。私は、保護団体と写真を照合しました。ムーンユニットは鼻の部分に特徴的な模様があります。その結果、パリで見つかった猫はムーンユニットだと判明したのです。

私たちはムーンユニットを迎えに行くために、すぐにペットパスポートの手続きを始めました。パリの保護団体の方でもムーンユニットが出国できるように準備を進めてくれました。そして2016年7月、私はムーンユニットをパリへ迎えに行きました。ムーンユニットと8年ぶりの再会のために。

すてきなマドモアゼルが二人、待ち合わせのホテルにムーンユニットを連れてきてくれました。私が抱き上げると、ムーンユニットはゴロゴロと喉を鳴らしました。私はもう、言葉になりませんでした。帰路、ムーンユニットのケージを膝にのせている間、はやりこの8年間のことが気になりました。ロンドンからはるか離れたパリへどうやって来たのだろう、どうやって生き延びてきたのだろう・・・って。

家に着くと、私たちは家中の窓と扉を閉めて廊下でムーンユニットをケージから出しました。ムーンユニットは、すぐに我が家を思い出したようでした。私は暫くの間。ムーンユニットとその廊下で過ごしました。
現在のムーンユニットですか?一日中、私の後ろにぴったりと張り付いていますよ。彼女も歳を重ねています。大冒険を終えたことですし、これからはゆっくりと過ごしてほしいですね。