イギリス、ガーンジー島のサン・サプソン地区。そこに20年近く住み続けている猫がいました。名前はバーニー。もともと彼は、家族と一緒に墓地の近くに住んでいましたが、家族と一緒に離れた所へ引っ越して行きました。ところが、バーニーだけはこの墓地に1匹で戻ってきてしまい、墓地に住むようになりました。

バーニーが住んでいることは、墓地を訪れる人や、花を手向けに来る人たちに広く知られていることでした。そして、彼らはバーニーの存在に心から感謝していました。バーニーに癒されている人がたくさんいたのです。クリスマスにはバーニーにプレゼントが届けられました。

そのバーニーが今年3月、老衰のために亡くなりました。バーニーが亡くなったことが地元の新聞で報道されると・・・

バーニーを知る人からたくさんの声が集まりました。
ある母親はFacebookに「バーニーがいると、亡くなった娘がひとりぼっちではないと思うことができました。あなたがいなくなって淋しいわ。」また、別の女性は、「よく晴れた日、あなたと2時間近く草の上に横になっていたことを覚えてる?あの時、私は誰かにそばにいてほしかった。私はあなたを忘れないわ。神の祝福がありますように。」

誰もが一番困難な状況にあるとき、バーニーの存在にずいぶん助けられたと語っていました。バーニーのお墓の前にはベンチが置かれています。バーニーは今まで通り、墓地を訪れる人たちを見守り続けています。