私が彼らを知る前のことです。
施設に移された3匹はすぐに元気を取り戻し、名前を付けてもらいました。兄のブルー、妹のメドウとウィロウです。3匹は保護施設で里親さんが現れるのを待っていたのですが、ハンディキャップのせいかなかなか見つかまりませんでした。

一度、ブルーに里親さんが見つかって新しい家族のもとへ引き取られたそうですが・・・
ブルーは、妹たちがそばにいないことを感じると、毎晩妹たちを探して鳴き続けたそうです。
ブルーは再び施設に戻されることになりました。
ちょうどその頃、私は彼らの話を耳にしました。

私はそれまで、動物の里親になった経験がありませんでした。
でも3匹の話を聞いたとき、彼らが一生ケージの中で過ごさなければならないかと思うとたまらない気持ちになりました。私は彼らを引き取ることを決心しました。こうして2015年2月、3匹と私は家族になりました。

正直、私は不安でいっぱいでした。目の見えない3匹とうまくやっていけるのかという不安・・・
私自身の生活のリズムを変える必要があるかもしれない・・・そう覚悟もしていました。
でも。3匹にそんな心配は不要でした。彼らは普通の猫と違わなかったのです。

3匹は私の家に来て数週間もすると、家にある家具の位置を全て頭の中に入れてしまいました。すぐに家中を走り回って遊ぶようになりました。3匹は視力がないこと意外、ほかの猫と変わりません。

3匹のあとに、数匹の猫が新たに加わりました。
彼らは何の問題もなく、お互いにとてもうまくやっています。
私が抱えていた不安など、何一つ必要ないものだったと彼らが教えてくれました。
ブルー、メドウ、ウィロウはそれぞれに個性をもっています。それぞれが愛情豊かに私に寄り添ってくれます。3匹は光を失いましたが、世界を心で見ています。