倉庫に出入りするスタッフたちは子猫を何度も捕まえようとしたそうです。
でもミャーミャーと怯えた声で逃げ回るので、どうしても捕まえられなかったそうです。
私たちは、子猫のためにたくさんのキャットフードと水を持って行きました。
『出てきて大丈夫、怖くないんだよ。』って声をかけ続けました。
数時間経った頃、匂いにつられた子猫がようやくご飯の前に現れました。

子猫はお腹がすいていたんでしょう、少しづつ食べ始めたんです。
そして、お腹がいっぱいになるまで食べ続けました。
食べ終わると、満足そうに尻尾を振って私たちに近づいてきました。

子猫は、人間は怖いだけではないことを知ったようでした。
私と妻は子猫を連れ帰ることにしました。
車で家に向かう間、妻は子猫にオリバーと名前を付けました。

家に着いたオリバーは、はじめは警戒していましたがすぐに慣れたようでした。
我が家には先住のペットが数匹居ます。彼らはオリバーに興味津々でした。
彼らの中で、オリバーは少しづつのびのびと過ごせるようになりました。

彼らはオリバーにクマのぬいぐるみを譲ってくれました。
それはオリバーのお気に入りになり、手放さなくなりました。

オリバーを迎えて半年が経過しました。どうです、なかなかクールでしょう?
数週間倉庫で怯えて過ごしたオリバーですが、家族に囲まれた生活を送っています。
オリバーが勇気を出し私たちの前に出てきてくれて、本当によかったですよ。