当時の私は、退院した直後でとても落ち込んでいました。
そんな私に、子猫の世話をしてみてはどうかという提案がありました。
子猫は私をきっと元気づけてくれるだろうって。
戸惑いはありましたが私は断れませんでした。

この写真は、ノミを取り払うために3回ほどお風呂に入れた後に写しました。
子猫は暴れたり鳴いたりしませんでした。とても疲れているようでした。
私は子猫をクレメンティーヌと呼ぶことにしました。

クレメンティーヌはおそらく野生の子猫で、保護したときから人間をとても警戒していました。
私は彼女がこのまま心を閉ざしたままなのでは・・・と不安もありました。
でも、毎日お風呂に入れ、哺乳瓶でミルクをあげて愛情を注ぎ続けました。

クレメンティーヌは数日で回復を見せ、次第に甘えるようになったんです。
これは、2か月ちょっとの頃です。すっかり大きくなったでしょう?
この頃になると、クレメンティーヌは我が家の女王様になっていました。

クレメンティーヌは保護される以前、十分な栄養が採れていませんでした。
でも、凍りかけた状態から生還した、強い生命力をもっています。
今でも2.5kg弱と小さな身体をしていますが、美しく個性もしっかりしています。
そして、落ち込んでいた私を元気にしてくれたパワーを持っています。