近所の人が、マーティンを心配して地元のレスキュー団体に助けを求めてくれました。
レスキュー団体で治療を受け、両目を摘出されました。
世界中で活動するレスキュー団体のおかげで、
マーティンは里親のレイさんとマキータさんが待つアメリカへ渡ることになりました。

レイさんたちの家には、14歳の先住猫ミス・キティーがいました。ところが。
『キティーはずっと1匹飼いだったので、マーティンとは気が合わないようでした。
私たちもキティーがマーティンを受け入れてくれるように頑張ったのですが、
残念ながらキティーは心を許してはくれませんでした。』

『マーティンはドアの向こうで威嚇するキティーの部屋の前で、ずっと鳴いていました。』
マーティンは、どうしても友達が欲しかったのです。
『私たちは、地元のシェルターに相談してマーティンの友達を探すことにしました。
今度は慎重に、マーティンを受け入れてくれる猫を探して引き取ることにしたのです。』

『最初に子猫がいる部屋でしばらく過ごしてみましたが、
あまり相性がよくありませんでした。
他に何匹かの猫が連れて来られましたが、マーティンにあまり関心を持たないようでした。』

『2歳のピンカートンが連れて来られたとき、
彼はすぐにマーティンのところへ行き、お互いに挨拶が始まりした。
マーティンが動くと、ピンカートンも後を追います。
30分ほど一緒に過ごしましたが、ずっと前からの友達のようでした。
私たちはピンカートンを連れて帰るべきだと決心しました。』

『ピンカートンがうちに来て初めての夜、彼は警戒してベッドの下から出て来ようとしませんでした。
するとマーティンはピンカートンが安心して出てくるまでじっと待っていました。
ピンカートンを迎えてからというもの、2匹はずっと寄り添っています。』

『彼らは寝るときも一緒に寝ます。わざと引き離そうとすると、
ピンカートンは大きな声で、マーティンは小さな声で哀しそうに鳴くんです。』
『マーティンは目こそ見えませんが、他はいたって普通の猫です。
遊びが大好きで、ほら、あんな高いところにも自分で上るんですよ。』
お互いを必要とする親友が見つかったマーティンとピンカートン。
心から彼らを想う素敵な家族に出会えてよかったですね。