『フリントの治療には多額の費用がかかります。
前の施設の方は、彼の状態が少しでもよくなることを願って私たちに助けを求めてきたのです。
私たちは彼を預かり、治療を試みることにしました。』団体のスタッフキムさんが当時のことをこう話してくれました。

『私たちは、カイロプラクティックやエクスサイズ、そして投薬など、フリントの下半身の感覚を取り戻すためのリハビリと治療を施しました。フリントは辛いリハビリに果敢に耐えていました。』

『すると数日後、フリントの下半身の感覚に回復の兆しが見え、筋肉の使用にも改善が見られたのです。
私たちはフリントが下半身の感覚をさらに取り戻し、彼の筋肉を強化するため、特別の食事とサプリメントを与えることにしました。数週間後、フリントは下半身の感覚を更につかんでいきました。』

『その日、フリントはついに奇跡を起こしたのです。
彼は自分の意志でゆっくりと立ち上がったのです。
そして地面に立つ感覚に驚きながらもとても喜んでいるように見えました。』

『フリントの下半身の神経が機能していることがはっきりしたので、その後も筋肉を適切に動かす訓練を続けました。
そして今、フリントは里親さんのもとで暮らし始めたんですよ。』

『家では専用の車いすを使っています。車いすといっても、家中を走り回っていましたが(笑)今でもフリントの頑張りは素晴らしく、右足の感覚はほぼ戻りつつあります。左足の方はまだ少し時間が必要ですが。フリントの頑張りは確実に実を結んでいます。きっと彼は、完全に自分の足で走れるようになってくれるでしょう。』