ベニー自身、完全に回復するまでには時間がかかりました。そして、すっかり元気になると、彼はあることで私を助けてくれるようになりました。

私は仕事柄、子猫を保護し、自宅で世話をすることがあります。ベニーは私が子猫を連れてくると、必ず子猫に寄り添い、自分の子どものように面倒を見てくれるのです。

子猫が1匹もいない時もあるのですが、その時のベニーは、とても寂しそうに見えるんです。

先日私は、育児放棄されたウィニフッドという子猫を保護しました。ウィニフッドは未熟児だった上に、兄弟をなくすというつらい経験をした子猫でした。ベニーは、ウィニフッドのそばを片時も離れず、父親代わりとして懸命にお世話をしてくれます。

私の所では、便利な道具や保育器を使って子猫たちの世話をしています。子猫たちのために、母猫に似せた人形もあります。
しかし、ベニーより頼りになるものを私は知りません。ベニーのように喉を鳴らしたり、毛繕いをしたり、愛情をもって子猫に接することは機械や人形にはできません。
ベニーは、助けを必要とする子猫がいる限り、彼にしかできないことで私を助けてくれるのです。