保護した日の写真です。私の手にすっぽりと収まってしまうくらい小さな子猫でした。子猫が淋しい思いをしないよう、できる限りのことをしようと思ったわ。

私の家にはボリという猫がいます。ボリも子猫の時に私が保護したの。彼は、新入りの猫が来るといつも私を手伝ってくれました。
今回も小さな子猫を見ると、ボリは早速子猫を舐めてくれたの。私は、とても心強かったわ。

子猫にはファーと名前を付けました。ボリはファーの毛づくろいをしたり添い寝をしたり、何かと世話を手伝ってくれました。ファーが目を開けたとき、初めて目に入ったのがボリだったの。ファーは、ボリのことを自分のパパだと思ったらしく、片時も離れないようになっていったのよ。

ボリも、そんなファーを我が子のようにかわいがっていました。ミルクをあげることはできないけれど、それ以外のことは何でもこなしていたと思います。彼がファーの毛づくろいをしている姿を見ていると、隅から隅までていねいに、愛情込めてやっているのがわかったわ。

ファーが成長して走るようになると、ボリはさらに忙しくなっていきました。ファーに危険が無いように、常に目を光らせ守っているようでした。そして、どんな時も疲れた様子など見せなかったんです。

成長したファーです。ボリより大きくなったかもしれません。ボリのお陰で、たくましく元気に成長することができました。
母親には捨てられたかもしれないけれど、ボリという父親に恵まれてファーはとても幸せだと思います。