『母猫がとても警戒していたので、子猫を先に保護することにしました。幸い、数日後に母猫が保護した場所に戻ってきたので、子猫と再会することができました。母猫は、再び子猫と一緒になれたことをとても喜んでいる様子でした。』動物レスキュー隊のヘザーさんは、保護したときの状況をこう話してくれました。

後日、母猫は立ち退きを命じられた飼い主に、置き去りにされていたことが分かりました。飼い猫だった母猫がたくましく子供を育てていたことに、ヘザーさんたちはとても驚いたそうです。『保護されたとき、子猫たちは清潔に保たれ、栄養も十分に摂れているようでした。母猫がしっかり世話をしていた証拠です。』

保護された母猫は安心できる居場所を得て、子猫たちに愛情を注ぐことに集中しているようでした。ヘザーさんたちは、そんな母猫を見守り支えることにしました。親子にはスワヒリ語の名前が付けられました。母猫には命という意味のアシャ。3匹の子猫には幸運という意味のベハティ、月光という意味のカマラ、剣という意味のセフ。

『トラ縞のベハティは人懐っこい性格です。体の小さいカマラは、ベハティほどではありませんが人懐っこいほうです。カマラが完全に心を開いてくれるには、もう少しかかりそうです。銀色のセフはとてもシャイで、アシャに甘えてばかりいます。セフが私たちに心を開いてくれるには時間がかかりそうなので、殻を破ってほしいという意味で”剣”と名付けました。』
ヘザーさんたちに見守られ、アシャの子育ては順調です。子猫たちにもアシャにも、それぞれ愛情ある飼い主さんが見つかるといいですね。