2016年11月までの長い間、ハニーケーキはミシガン州にある猫の保護施設で過ごしていました。彼女という飼い主に巡り会うまで、ハニーケーキの過去は苦難の連続でした。

ハニーケーキには、最初の飼い主に車の窓から放り投げられ生死の境を彷徨った過去がありました。保健所に保護されますが、里親が見つかる見込みがないと判断され、殺処分が決定してしまいます。しかし、幸いなことに殺処分の直前に保護施設の職員がハニーケーキを引き取り、施設へ移されたのです。

ハニーケーキは施設で長い間里親が現れるのを待ちながら寂しく暮らしていました。そんなある日、女性が猫を引き取りに施設へやって来たのです。女性は、ハニーケーキを見るなり一目で気に入ってしまたそうです。ケージの中から抱き上げると、ハニーケーキは女性に抱きつき輝くような表情で彼女の顔を舐め続けたそうです。まるで繰り返し「ありがとう」のキスをしているようでした。

彼女は、その日のうちに手続きを済ませるとハニーケーキと家へ向かいました。ハニーケーキは女性にフィネガンという新しい名前を付けてもらいました。フィネガンは今でも毎日女性に抱き着いて甘えてくるのだと、女性は嬉しそうに話してくれます。
何度も困難を乗り越えたフィネガンがようやく手にした温かな家族。心の傷がいつか癒えることを願わずにはいられません。