ソーシャルワーカーは、ウエットフードを与えようとしますが、
子猫たちはあまりにも小さすぎて、スープを飲むことしかできません。
助けを求め続けたのですが、
動物保護団体に子猫たちの情報が届いたのは、数日たってからのことでした。

保護団体のスタッフが到着したとき、2匹がすでに亡くなっていました。
残る3匹に、スタッフ達は懸命の処置をします。しかし、残念ながら1週間ほどの間にそのうちの2匹が息を引き取ります。

1匹生き残った子猫はエマと名付けられていました。エマは、生後5週を経過しているにも関わらず、2週時の体重しかなく、予断を許さない状態でした。

エマは病院に移され、1か月の間ICUでの治療が必要でした。
しかし
エマ自身は、強い意志で生きようとしているように見えました。そしてエマは、自ら奇跡を起こしつつありました。

その後、エマに引き取り手が見つかりました。
新しい家族の家には、先住猫のニンバスがいました。ニンバスはエマをとても気に入った様子で、2匹は片時も離れない仲良しになりました。
10か月後、エマの体重は4.5キロまで増え、完全に回復することができました。
悲惨な状況からたった1匹生き残った子猫、エマ。仲良しのニンバスと共にいたずらに余念がありません。そんな2匹を見守るあたたかい家族に囲まれて。