彼女は、地元のバス停にうずくまる子猫を見つけました。
虐待されたのか
事故にあったのか
けがをしているようです。
「いったい何があったの?・・・」

彼女が近付いて「子猫ちゃん、歩ける?」と声をかけると、
子猫は恐怖でひきつった表情で、引きずるように逃げようとしました。
彼女は、そっと拾い上げ
「大丈夫、おうちへ帰るのよ」
子猫をショルダーバッグに寝かせました。

彼女は、子猫に声をかけ目を離しませんでした。
子猫も彼女をずっと見ていました。
バスを待つ間、バスに乗ってからも子猫は恐怖の表情です。

バスの車内は
エンジンの音、話し声、車内放送、バスの揺れ・・・子猫は不安でいっぱいです。

帰宅した彼女は、子猫に水とご飯をあげました。
子猫は、彼女が差し出した水を一気に飲みました。
ごはんもたくさん食べました。
よかった!食欲は文句なしのようです。

彼女の家にはたくさんのペットがいます。
子猫のそばで先輩猫が新参者を観察しています。
犬が吠えるのも聞こえています。
おなか一杯になった子猫はまだ少し不安そうです。
これから病院へ行かなければなりません。
彼女は命を繋いだ子猫をラッキーと呼ぶことにしました。
バス停で幸運を拾った子に祝福を込めて。
彼女に新しい家族が加わりました。