傾斜の中で産み落とされた子猫たち。その子猫たちを冷やさないようにと、一匹のメンドリが必死に温め続けていました。
その様子は、まるで自分の子を温めているかのように、母性本能に溢れています。

しかし、よく見ると母猫の姿が見当たりません。
子猫たちがここにいるということは母猫もそう遠くにはいないはず…そう思って周囲を見渡しますが、全く見つかりません。

育児放棄をされてしまったのでしょうか、それとも、母猫の身に何か危険が迫っているということでしょうか。
いいえ、安心してください。
母猫は育児放棄もしていなければ、身の危険がせまってもいませんでした。
なんと、メンドリは母猫ごとあたためていたのです。

最終的に母猫は子猫を一匹ずつくわえて、別の安全な場所に移動していったそうです。
悲しくも、メンドリの母性は母猫に伝わっていなかったようです。
しかし、子猫たちが大きくなって活動範囲が広がったら、顔を合わせる事があるかもしれませんね。