目の前に置かれたおいしそうな焼き鮭…。
それを茶トラがじっと見つめて狙っています。
「美味しそうだニャ…」
しかし茶トラはすぐに手を出さずに、ひたすら焼き鮭を見つめ続けています。

「何もしてませんニャ」
身の潔白を訴えるかのように、こちらを振り返ります。
大丈夫。さっきからずっと見てるので、茶トラの身の潔白は一番よくわかってます。

食べたいという欲望と我慢しなきゃという理性が頭の中でせめぎ合っているのか、物思いにふけはじめました。
果たして、この我慢大会はいつまで続けることができるのでしょうか…???

「もう…!もう我慢できないニャ!!」
ついに茶トラは焼き鮭にガブリと嚙みつきました!

しかし、ほんの一口だけかじって茶トラはどこかへ姿を消してしまいました。
我慢しきれなかった自分を責めているのか、それともかじったという事実をなかったことにしようとしているのか…。
ただ、盗み食いにしてはちょっと謙虚な感じがしますよね♪