ある日の昼下がり…お庭をぼんやりと眺めていたら、ご近所の猫が遊びにやってきました。
「あ、ご近所さんニャ」

「今日のご近所さん、何だか様子が変ニャ?」
何故か塀の上でズリズリとおかしい動きをしています。

「…もしかして、体がかゆいニャ?」
顏や首の部分を塀に擦り付けながら移動するご近所さん。
どう見てもこれは普通の動きではありません。

と、その時。
ズル!!
首を擦り付けていたらバランスを崩してしまい、そのまま落下してしまいました。

「………(は、恥ずかしい所を見られたぜ)」
何事もなかったかのようにスっと塀にのぼるご近所さん。
あわよくばこの出来事をなかった事にしようとしているのでしょうか。

「………(深く追求されないうちに退散ニャ)」
ご近所さん、ちょっとバツが悪そうに来た道を戻っていきます。
一体何のためにここまできたんでしょうか…。

「ご近所さんの恥ずかしいところを目撃したニャ!」
さっそく飼い主さんに報告です。
「ご近所さんのカッコ悪い姿を目撃したニャ!」
お願いだから、心の中にそっとしまっておいてあげてね!