雨の降る寒い日、保護団体「ホームレス・アニマル・アダプション・リーグ」に一本の電話がありました。
それは、容器に入った捨て猫を発見したという内容のものでした。

猫を発見した男性に教えてもらった場所に行くと、すぐに猫たちを発見することが出来ました。
スタッフが容器の中を覗くと、中には猫の親子が。
「お母さん」の猫は子猫たちに寄り添い、冷えないようにと一生懸命子猫たちを温めていました。

保護施設に連れて帰り、猫たちの数を確認すると子猫6匹と「お母さん」猫1匹の計7匹でした。
そして、幸いにも猫たちは病気にもかかっておらず、とても健康でした。
その様子から、保護される前までどこかの家で世話をされていたのかもしれません。

スタッフが猫たちの健康状態を確認している時、驚きの発見がありました。
なんと「お母さん」だと思われていた猫は、実はオスだったのです。
血縁関係の有無はわかりませんが、オスの猫は子猫たちにとても優しい「お母さん」でした。

捨てられていた時…自由に動けるオス猫は子猫たちを置いてどこかへ行ってしまう事もできました。
しかし、オス猫は子猫たちの傍を離れず、ずっと子猫たちを温め続けていたのです。