猫は「またたび」が大好き

またたびを前に、興奮状態の猫ちゃん!
「猫に木天蓼(またたび)」という言葉をご存知ですか?意味は、非常に好きなもののたとえで、与えれば効果が著しいことを表す言葉です。

そんな言葉があるくらい、猫はまたたびが大好き!またたびを猫にあげると、酔っぱらったように体をクネクネさせるしぐさを見て和んだことがある方も多いのではないでしょうか。
またたび入りのおもちゃに絡んで、けりけりすることも。かわいいですね。
またたびの枝は、よく猫がかじったりしてます。
そもそも、またたびとは一体どういうもので、猫にどう作用して酔っぱらった状態になるのでしょうか。

そもそも「またたび」ってなに?

またたび(木天蓼「もくてんりょう」ともいう)は、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本 で、別名夏梅ともいいます。 極東地域の山地の林緑に自生しており、国内では北海道~九州でみられます。
花期は6月~7月で梅によく似た花を咲かせ、花が咲く時期には葉の半分くらいが白色に変化します。

出典:www.smack.co.jp

おおむね日本全国で生えている植物のようです。

またたびの成分

またたびの「マタタビラクトン」、「アクチニジン」、「β-フェニルエチルアルコール」の3つの成分に猫が反応すると言われています。 「β-フェニルエチルアルコール」はバラのような香りがします

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バラのような香りがするようです。またたびの粉の匂いを嗅いでもバラのような香りがしないのは、ほかの成分の香りと合わさってしまっているからかもしれません。

またたびが猫に作用する仕組み

3種類の成分が猫に作用!
先ほどの「マタタビラクトン」、「アクチニジン」、「β-フェニルエチルアルコール」の3成分が、猫が持つ「ヤコブソン器官」に作用することで、酔っぱらったような反応が起こります。
なお、このヤコブソン器官は人間も持つ器官なのだそうですが、人間がまたたびを接種すると、同様の反応が起こるのでしょうか…。

過剰摂取による影響

与え過ぎは良くない、と言っている研究者の方もみえます。マタタビラクトンは猫にとって血管の拡張作用があるので、呼吸困難になってしまう恐れがあると一部の文献にも書かれています。シニア猫ちゃんや身体の弱い猫ちゃんにはそういう可能性もあるので、少量ずつ与えて様子を観察してください。

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マタタビは中枢神経、つまり脳みそ関係に麻痺を起こします。
性的興奮がありますので、喉を鳴らし、目を細め、
よだれを流して眠りはじめます。
この作用はだいたい20~30分でしょう。

しかし、麻痺を起こすのが脳みそ関係であるということに
注意しなくてはなりません。
麻痺が重度になると、呼吸が出来なくなってしまうことがあるのです。

マタタビの管理はしっかりと行っておきましょうね。

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またたびの過剰摂取による猫への影響については、危険と唱える意見もあれば、問題がないと唱える意見もあります。白黒ハッキリはしていませんが、与えすぎないようにする方が無難ではないかと考えられます。

終わりに

きっくきっく!
いかがでしたか?なんとなく、人間が飲むアルコールみたいなアイテムと捉えていたものが、このような仕組みで猫に作用しているのです。
またたびによって猫はリラックス状態となります。適度なタイミングで適量与えてあげることで、猫のストレス解消にもつながりますので、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。