ハヌは今、年上の女性ミミに片思い中。
いつだって傍にいたいから、ついミミの周りをウロウロしてしまいます。

「ミミ~」
時折触れてみたりして「好き」をアピールしてみます。
しかし、ミミはいつも背中をみせてばかり…。

「ボクはミミに好かれていないのかニャ…?」
ベタベタしないミミに、ハヌは時々不安になってしまいます。

でも、本当はミミも少なからずハヌの事を想っているのかも…?
だって、ミミは他の猫を決して近寄らせませんが、ハヌの事だけはこうして近寄らせてくれるのですから。

ミミの気持ちをを知ってか知らずか、ハヌは今日もミミにベッタリ。

そんなある日のこと。今日はなんだかミミに元気がありません。
横になったきり、動こうとしないミミ。ハヌは心配そうに見つめ、そっと触れます。

「ボクがずっとそばにいて、ミミを守ってあげるね」

そんなハヌの優しい言葉が聞こえてきそうです。

それから5日後のことです…。
ミミは静かに天国へと旅立っていきました。
ハヌの恋は実ることなく悲しい結末を迎えてしまいましたが、ミミは今でも天国からハヌの事を見守っていてくれていることでしょう。