愛猫を守ってあげられるのは飼い主だけです

いざというときの防災対策

ちょっとした心構えの違いで最愛の猫との別れになるか、一緒に生き延びることが出来るかの境目になるのが、ふだんからの防災対策です。

残念なことですが災害時となると、「動物のことまで構っていられない」「たかが猫」という反応をみせる方もいらっしゃいます。でもペットは家族の一員。愛猫を守れるのは飼い主だけだということを認識して日頃の防災対策を考えていきたいと思います。



キャリーバッグになれさせる

いざ避難となると、抱っこかキャリーバッグで飼い主さんと一緒に移動することになります。狭いキャリーバッグが苦手な子もいますが、万が一に備えて普段から慣れておくと避難する時もスムーズです。
普段、家の中でもキャリーバッグを置いておき、その中でおやつをあげたり、眠ったり、
居心地のいい安心 な場所であると認識させると、ストレスをあまりかけずにキャリーバッグで過ごせるようになります。
軽くて背負えるタイプは両手がつけるので便利です。
愛猫も飼い主さんに密着しているので安心です。

迷子札・マイクロチップなどを付けておく

万が一はぐれてしまった時のために、飼い主さんと何らかの形で連絡が取れるように、首輪などに迷子札を付けておきましょう。
気を付けていたのに猫が逃げた、ちょっと目を離したすきにいなくなってしまった。そんな時に役立つのが、首輪についた迷子札などから得られる情報です。
迷子札が愛猫が無事戻るための大きな手がかりになることだってあります。

探してみると迷子札専門の業者もあります。猫が嫌がらないよう工夫された小型のものも多く出ているのでチェックを。

リードに慣れさせる

猫が勝手に歩き回ることができない生活では必需品となります。
リードを嫌がる猫ちゃんが多いと思いますが、時々リードをつけて慣れることも必要です

洗濯ネットが役に立つ

洗濯ネットに入れるとそんなに閉塞感がないわりに猫は身動きがとれないので逃げ出すことができません。また、キャリーケースに入るのを嫌がっても洗濯ネットに入れてからならスムーズにキャリーケースに入れることができますし、開けた際の飛び出し防止にもなります。
洗濯ネットにいれると不思議と落ち着くらしく、とりあえず走り去らなくなります。
通気性抜群なので窒息の心配がなく、
猫からも人間からも互いの様子が見えるので安心です。

愛猫の食料品

ペット用の食料が避難所に供給されるのは人間用より後回しにされるでしょうし、猫はふだんから食べ慣れないものは受け付けないのできちんと準備しておくことが大事です。
普段から食べつけているフード(最低5日分)
特に処方食が必要なペットには必須です。

長期保存が出来る缶詰やウエットフードなどもいいかと思います。
水は赤ちゃんでも飲める純水タイプにしてください。ミネラルウォーターを飲ませると尿管結石になってしまいます。。

猫用のトイレも大事です

具体的にはトイレ用のトレイやシーツ・トイレ砂は必須。特に家猫ちゃんは自分のトイレでしかできない子もいます。
それを始末するための厚手のビニール袋も!(これないとあまり意味ない)
トイレは段ボールの箱の底に防水のためにビニール袋を敷き、トイレ砂の代用品としては新聞紙を細く裂いたものやちぎったものを入れるとよいでしょう。

市販のもので携帯用トイレなどというものもあります。

ワクチンの接種

避難所では一匹ずつのスペースを確保することが難しい場合がほとんど。沢山の猫たちと一緒に密集して暮らすことになる可能性があります。その中に伝染性のウイルスを持ったコがいないとも限りません。

せっかく生き延びたのに、ウイルスに感染して亡くなってしまうなどということがないようにワクチンの接種は必要です。
室内飼育が主体の普段の生活では、感染ペットと接触する機会は少なくても、不特定多数のペットが集まる避難所や救護センターではそうもいきません。もしもの時に備えて、ワクチンは必ず摂取しておきましょう。

災害時はペットと同行避難すべき

先日の記録的な豪雨が関東・東北で深刻な被害をもたらした災害で、災害時においてペットと同行避難するのは環境省が推奨していると指摘したツイートが注目を集めました。

災害時のペットの同行避難は、実際に環境省が「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」で「飼い主の役割」として推奨しています。

大事な命。守ってあげないといけません。

さいごに・・・

どんなときも愛猫が側にいてくれるだけで幸せ。この子さえ元気でいてくれれば、どんなに悲しいことも辛いことも乗り切れる。ふわふわした温かさが肌に触れると安心。

この本当に大切な猫を守れるのは飼い主さんだけです。台風や地震などの自然災害は防ぎようがない。そう頭ではわかっていても人間ですら時が過ぎれば危機意識が薄れているもの。
ましてや猫のことまでは・・・。今この機会にもう一度考えてみませんか。愛猫の防災対策を。