猫の絵本

絵本の中の猫は、とんがったお耳を持ち、丸いお顔。ふわふわな尻尾で可愛いんです。ときには2本足で立ち、働きものだったり、冒険好きで、ミステリアスだったり・・・。無限の力を持った生き物になっていたりします。

大人になって子供の時に読んだものを読み返してみると、絵本の世界の深さに感動したりします。ちょっとした言葉がグンと心にしみたり、その美しさに思わず感動したり・・・。何だか不思議な気分になります。

この冬、あなたはどの絵本を読んでみたいですか?

心あたたまる猫の絵本

寂しくて、悲しくて、切なくて、情けなくて、どんどん自分が小さくなってしまいそうな時。そっと寄り添ってくれるのが猫ちゃんなんです。いつの間にか主人公の猫ちゃんのそばにいたくなるそんな絵本を集めてみました。

涙があふれてしまうかもしれないけれども、温かくて、人を愛することや命の大切さを教えてくれます。

【100万回生きたねこ】

100万回も生きて、100万回も死んで、たくさんのいろいろな人生を送ってきたトラ猫は、ある時心から愛する白猫に出会います。やがて子どもが生まれ、自分よりも大切な家族を持つことになりましたが、その白猫が死んだとき、彼は初めて号泣します。100万回死んでも悲しくなかった猫は、初めて愛することを知り、愛する者を失って涙を流すのです。

【だいすき】

「きみがいないと、お月さままできみに見えてしまうんだ。」ちっちゃい魚に想いを寄せる猫。大切な人に伝えたい想いがいっぱい書かれています。

【ことりとねこのものがたり】

小さな黒猫は、いつもひとりぼっち。みんなが意地悪をして仲間にいれてくれないからです。そんな黒猫にも、たったひとり、友だちがいました。それは、一度も空を飛んだことのない小鳥でした。 
小さな黒猫は、唯一の友達である小鳥を思うあまり鍵を開けて空へ飛ばしてあげます。でも、戻ってきた小鳥が死んでしまい・・・。猫の強い思いが伝わるラストに涙。

【おくりものはナンニモナイ】

猫のムーチは大好きな友達のイヌのアールに喜んでもらえるプレゼントを考えます。何でももってる友だちを喜ばせる物って何だろう? そしてムーチが思いついた最高の贈り物とは?!・・・。

【黒ねこのおきゃくさま】

寒い冬の夜、貧しい一人暮らしのおじいさんの家にやってきたやせ細った黒猫。おじいさんは自分が食べるはずの食べ物を全て世話をしてあげます。翌朝、ねこが去った後におこった奇跡にジーン・・・。

【くまとやまねこ】

最愛の友だち・ことりをなくしてしまった、くま。暗い部屋に、ひとり閉じこもってしまいます。ある日、やまねこに出会ったことをきっかけに新しい一歩を踏み出します。

笑える猫の絵本

何回見ても、時間がたっても、わははと笑える絵本やにやりとしてしまう絵本。ストーリーが進むほどに笑いがこみあげてくる絵本。そんな絵本を集めてみました。
【11ぴきのねこのマラソン大会】

アコーディオン式にたたまれ、絵だけでストーリーが展開されるユニークな絵本です。11匹のねこにはたくさんのシリーズがでています。

マラソンしている猫のほかにも、あちこちでいろんな猫たちが描かれています。

【30かいだての30ぴき】

30階建ての1階に住むおばあちゃんの飼い猫30匹が逃げ出してしまいました。
30階建てのビルの中は水族館やレストラン、帽子屋さんに王様の部屋まであります。それぞれの階に隠れている猫を探しながら読む絵本です。

【ノラネコぐんだん パンこうじょう】
クリームパンにメロンパン、サンドイッチにコロッケパン。美味しそうなパンがずらーっと並んでいるワンワンちゃんのパン工場。
窓にずらっと並んで中を覗いているのはノラネコぐんだん。何かねらっている?何か企んでいる?夜になるとぐんだんは工場にそっと忍び込み、ごそごそと何かをはじめますが・・・。

【ねこ どんなかお】

怒った顔、デレデレしている顔、笑っている顔、悪い顔。幸福な顔。
表情豊かなネコの顔がいっぱいです。読んでいるうちに自分も同じような顔になっていたりして・・・。



【100まんびきのねこ】

寂しいので猫を飼うことに決めたおじいさんは猫探しの旅に出ます。そして、たくさんの猫がいる丘にたどりつきます。どの猫もかわいく見え、おじいさんはみんなを連れて家に帰ってきます。そんなには飼えないのでどの猫を家に置くかを猫たちに決めさせようとしますが……。

働きものの猫の絵本

寒い冬、雨の降る月曜日、夜更かしした朝。このままお布団から出たくないな・・・なんて思ってしまうことありますよね。そんな時にやる気を起こさせてくれるのが、働き者の猫たちの話。

ある猫は職人だったり、ある猫はお母さんだったり、あるいは自営業の猫まで・・・。みんな家族のため仲間のために、困っている人のため、楽しそうに働いています。
【おたすけねこさん】

子どもをおんぶ紐で背負ってお掃除をしてくれるねこさん、お洗濯をしてくれるねこさん、お買い物に行ってくれるねこさん。赤ちゃんをお風呂に入れて、鳥に餌をあげて・・・その働きぶりは猫の手も借りたい大変なときには是非とも頼みたいものです。

【スカーリーおじさんのはたらく人たち】

活気ある街にいるのはたくさんの動物たち。運転手さんにコックさん、おまわりさんに大工さん、船乗りや鉄道員…。賑わっている街の中でどんな猫がいるのか探すのも楽しいんです。

【えのすきなねこさん】

絵を描くことが好きな猫が、自分の道に迷いながらも心をこめて絵を描いて、友達の心を和ませ元気をプレゼントするお話です。
絵を描いていてよかった!というねこさんの言葉に、絵を描く幸せを教えてくれます。
【ねこのおいしゃさん】

どんな病気もたちどころに治すという名医の「ねこのおいしゃさん」。どんな病気も「ニャー!」と気合で治しちゃいます。
こんなお医者さんに診てもらいたいですね~!

癒してくれる猫の絵本

心がカサカサしてきた時、ちょっと疲れちゃったなと思った時、そんな時には癒してくれる猫の絵本が最適です。

【ハーニャの庭で】

猫のハーニャがすんでいる、山のとちゅうの小さな家の小さな庭。そこに住むハーニャと季節のうつりかわりを見ていると、まるで一緒に暮らしているような気分になります。

【こねこのぴっち】

好奇心いっぱいのぴっちは何にでも興味を持ち、まねしてみたくてしょうがありません。この絵本の魅力は、何と言っても、ぴっちのかわいらしさ。仕草も表情も、すべてが愛くるしく、こねこと暮らしてみたくなってしまいます。

【ねこはともだち】

スリッパの中にすっぽり入って寝ている猫、毛布にもぐりこんで眠っている猫、引出しから顔を出したり……。子猫ならではのかわいいしぐさの数々を集めた絵本です。

【はじめまして ねこのジンジャー】

お腹をすかせたこねこのジンジャーと女の子が少しずつ心を通い合わせます。こんなハッピーな出会いがあるんだな、と思う絵本です。

【ねこねここねこ】

空の雲を見ている白い猫、庭をお散歩する黒猫、お母さん猫にきれいにしてもらう子猫・・・様々な猫たちが体験する出来事が絵本になっています。どのねこも可愛いさいっぱいです。

ミステリアスな猫の絵本

人間達が寝静まってから、月明かりの公園や校庭、星降る野原、真っ暗な街で、猫たちだけのドキドキするような世界。気づかれないように、そーっとついて言ったら、何があるのでしょうか?なんて想像するとワクワクしてきちゃいます。

【闇の夜に】

ページをめくると真っ暗な闇が広がり、猫が自由に歩き回りとてもドラマティックです。夜空には一点の明かりが。その明かりを辿って闇の夜を探検していきます。
夜が明けると今度は草むらの中を、さらには洞穴の中へと進んでいきます。ページをめくることで、一歩また一歩と前進するアートブックのような冒険絵本です。

【夜猫ホテル】

昔、ホテルだったその家の客は縞猫のルイ・ルイ、カラス猫のガラ、ブチ猫のフーガ、そして…わたしはデジャ・ヴ、『まぼろし』という名の猫。
夜な夜なやってくる怪しげな猫たちが思い出話を語ります。どことも知れない不思議な世界に迷い込んだような気持ちにさせてくれる一冊です。

【せかいいちゆうめいなねこ フレッド】

グーたらネコだとばかり思っていたフレッドには、もうひとつの顔がありました。フレッドが死んだ夜、飼っていた子供たちが出くわした猫に導かれ、猫の集会へ行くと・・・。はじめて明かされた信じられない事実。
実はフレッドは猫界の大スターだったんです。元気を取り戻せる絵本です。

かわいい猫の絵本

まん丸のお目目、ふんわりした毛並み、小さな三角形のお耳、ピンクの肉球。猫というものは本当に可愛い生き物です。読んでいるうちに猫の魅力にはまってしまいます。

【うきわねこ】

えびおという子猫の誕生日におじいちゃんから「うきわ」がプレゼントされました。それはただの浮き輪ではなかったんです。
待ちに待った満月の日がやって来て、忘れられない出来事が起こります。

表紙の大きなうきわを持った猫ちゃんがかわいいんです♪

【せかいいちのねこ】

永遠に愛されたくて本物の猫になりたいと願うぬいぐるみの猫のお話し。
旅先で出会う愛らしい猫たちの優しさにほんわり。

絵本好きさんにはご存知の
ヒグチユウコさんの作品です。

【キスねこ】

なんにでもチュをしてしまうねこちゃんが主人公です。
とってもかわいい。

【だってだってのおばあさん】

だって私は98歳のおばあさんなんだから。というのが口癖のおばあさんのお誕生日に5本しかろうそくがありませんでした。その日からおばあさんは5歳になりました。

名作の中にいる猫の絵本

誰もが知っている名作の中にも猫がいますよね。

【どんぐりと山猫】

宮沢賢治さんの作品が絵本になっています。
山猫裁判長に頼まれて一番偉いどんぐりを選ぶことになった一郎君のお話し。

【吾輩は猫である】

夏目漱石の作品。「吾輩は猫である。名前はまだない」で始まる名作が絵本になりました。



【ブレーメンのおんがくたい】

あのブレーメンのおんがくたいにも猫がいたって知っていましたか?



いかがでしたか。
小さな頃読んでもらったことのある絵本もあったのではないでしょうか。

小さな頃は与えられた絵本だけを読んでいましたが、大人になった今は自分で気に入った本が探せます。今日は帰りに本屋へ寄って絵本のコーナーを覗いてみませんか。