何かが違う!皆さんはわかりますか?

 
まずはトップの画像にもした
我が家の猫の画像をご覧ください。
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少し見えづらいですが
どこか“おかしい”部分にお気づきでしょうか?
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顔の角度を変えると
少しわかりやすいかもしれません。
 
実はこの子の変化は【右目】の色なんです。

よく見てみると
左より右の方が黒目が大きい気がしませんか?

これは実は、黒目ではなく
黒目の周りに出来た“シミ”のせいなんです。

老化現象での目の変化

 
猫は生まれてから一年の間で一気に成長をすると言われていますが
逆に“老化”というのはいつぐらいからなのか?そこはあまり知られていない部分ではないでしょうか?

猫にもそれぞれ個体差があるため
いつまでもピン!として元気な猫ちゃんもたくさんいるので分かりづらいですよね!
猫の幼少期とは生まれてから~生後8ヶ月くらいで、
その後7歳くらいまでの成猫期は一番健康状態が安定している時期です。
老けるのが早い猫は7~8歳から年をとったなと思えるような
しぐさや、毛・体型の変化が見られはじめ、一般的に11歳を過ぎると高齢期に入ります。
11歳を超えたからといってすべての猫が老猫とはいえませんが、11歳を過ぎると老化が見られ始めます。

出典:allabout.co.jp

 
この『11歳を過ぎた頃から見られる老化』の中に

【色素の薄い内膜にシミが出てくる】

これが目の虹彩に出るシミです。
 
こちらの一つの眼球の中に複数の色が混ざっている
『ダイクロイックアイ』
という稀な瞳は、老化とは別になります。

最初は皆、青いの!?

 
余談ですが…
そもそも猫ちゃんの目というのは
よく見るとその子その子で違う色をしてますよね?

先ほどのダイクロイックアイもですが
有名なのはオッドアイなどがありますね。

でも実はそんな子たちも
最初は皆、青い瞳をしているという話が…!?
 
こちらの猫ちゃんは
同一の猫ちゃんの成長写真です。

なんと!

成長にあたって虹彩の色が変わっている!!
猫は目の色が成長すると変わるのです。
どんな色の猫でも子猫時代はみんな青い虹彩だったのです。
それを kitten (子猫)blue キトンブルーと呼びます

出典:catman.moo.jp

虹彩に色はメラニン色素の量によって変化します。
メラニン色素が少ない順に
サファイアブルー→ブルー→アクア→グリーン→ヘーゼル(薄褐色)→
イエロー→ゴールド→オレンジ→カッパー(銅色)となります。
そして細かく分けると猫の虹彩の色はこの9種類にわけられます。
どの色まで変化するかは遺伝子によって決まります。

出典:catman.moo.jp

 
生まれた時から決まっているわけではないんですね!

これは私も驚きの事実でした!

外傷などが原因の色素沈着

 
虹彩について少し話がずれてしまいましたが
ここからは再度、目のシミについてのお話に戻ります。
 
老化ではなく気を付けたい虹彩の変化は
まつ毛や体毛などが原因で出来た傷による異常です。
 
本人自身が傷を作ってしまう事もあれば
長い時間で傷になってしまう事もあるそうです。
外傷で目の眼組織の黒褐色の色素沈着により目の色が変わる。

出典:bytarsenalle.ru

こちらは、猫だけではなく犬やフェレットにも起きる症状のようで
眼の表面の保湿や乾燥の防止などを心がけていく必要があるようです。

一番気を付けたい症状

 
ここからは
一番気を付けたい目の変化について紹介します。

それは人間でも恐ろしい病気、癌です。
 
最初はほとんどわからないくらいの
小さなホクロのようなシミが虹彩に出来ます。
 
小さいので、加齢からのシミだと思ってしまう事が多いようです。
最初は加齢による染みか?と思いまして特に変わった様子もなく
この段階では病院には連れてかず何だろなーと家族も経過を見ておりました

出典:seiko-o-le.cocolog-nifty.com

 
しかしこの症状の場合、その進行はとても早いもので
ホクロのようだったシミは、どんどん大きくなっていきます。
早期には虹彩前表面領域の色素沈着として発症し、
色素沈着の範囲と量が数カ月から数年かけて進行します。
腫瘍浸潤の進行にともない瞳孔不整、眼圧上昇が認められます。

出典:kakehata113.seesaa.net

 
眼圧が上がってしまうと
猫ちゃん本人はとてつもない痛みに襲われます。
 
この病気は『メラノーマ』と言って
眼球の中に悪性の腫瘍ができてしまうもののようです。

腫瘍が出来てしまうと徐々に目が盛り上がってきます。

そして癌の一種なので
猫の場合、早期に処置をしないと
肺や肝臓にまで転移してしまう可能性があるそうです。
転移率は63%と報告されています
。なんらかの眼症状が現れてから眼球摘出しても、
すでに転移が起こっていることがほとんどです。
強膜に浸潤する前の早期の眼球摘出が理想といわれており、
そのためには視覚の有無にかかわらず眼球摘出ということになります。

出典:kakehata113.seesaa.net

 
人間でも同じですが
どんな病気でも【早期発見・早期治療】
これが本当に大切な事だと考えさせられますね。

まとめ

 
今回は猫と生活を共にする上で
楽しい事ばかりではないという現実を書かせていただきました。

どんな事が起こるかわからない。

それを踏まえた上で
私達、飼い主はきちんと責任を持って
ペットの命と向き合っていかなくてはなりません。

『何かおかしいな?』

小さい事でも
変化を感じたならば、放置せずに
早め早めの対処が大事だと私自身も感じました。

どうか皆さんも
愛する家族のために、日頃からペットの変化には気を付けてあげてくださいね♪