フクロウと猫

似て非なるもの

フクロウと猫。
まったく異なる生物なのに、姿やふとしたしぐさがなんだか似ているような気がするから不思議です。
猫のイカミミになった様子など、もうフクロウそのものですし
逆にフクロウは、黒目がちになりつつ哲学者のような表情をする猫のようにも見えますね
瞳と鼻かな?似ているのは。
お顔の柄がハチワレでキジトラもちょっと入っていたりすると、もうそのもの・・・。
姿だけでなく、どちらも、小動物を捕食します。
異なるグループに属する生物が、なぜか似ている姿をもっていたりすることを「収斂進化(しゅうれんしんか)」というのだそう。
ウィキペディアにも、「フクロウと猫」が収斂進化セットの例として記載されていました。

フクとマリモ

そういった知識を踏まえたうえで、今年話題になった「フクとマリモ」の仲良しッぷりを眺めてみると、なかなか感慨深いものがあります。
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tàë@tae_aug

フクちゃんマリモちゃん、みーんなデラ可愛いかったでな〜。ほっこり(^∇^)楽しいひと時でした♪ ありがとうー。 #hukuloucoffee https://t.co/vnohYDLCqJ

2015-11-07 12時31分

まあ、大きくなったマリちゃんとフクちゃんのサイズ感の違いはさておき(^^;)
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しーや@pmtmb_5cat

今日は金沢に移動する前にテレビで観てずっと行きたかった“HUKULOU COFFEE”に行ってきたー!猫のマリモちゃんとふくろうのフクちゃん♡ めっちゃ癒された♪( *´꒳`* ) https://t.co/lkf0nipgJn

2015-12-19 18時46分

並んでるふたりには違和感がありませんね。

マザーグースの「The Owl and The Pussycat」

イギリスの古い童謡 「フクロウと仔猫ちゃん」

クリスマスの贈り物にもピッタリ。
イギリスの古い童謡といえば「マザーグース」
このマザーグースに、「フクロウと猫」を題材にした童謡があることをご存知ですか?
タイトルは「The Owl and The Pussycat(フクロウと仔猫ちゃん)」。
作者は、ナンセンス詩人として19世紀のイギリスに活躍した「エドワード・リア」です。
画家でもあった彼、さまざまな動物絵も残しています。
ちょっと小さいですが、画家でもあったエドワード・リア本人による「The Owl and The Pussycat」のワンシーンの絵
マザーグースを日本語で紹介しているサイトより
訳文を読んでみましょう。
ふくろうさんと子猫ちゃん(The Owl and the Pussy cat)

ふくろうさんと子猫ちゃんが
お豆のさやの船に乗って
大海原に漕ぎ出しました
蜂蜜と5ポンド紙幣にくるんだ
沢山のコインをもって

フクロウさんが 空をみあげて
ギターにあわせて歌いました
「こねこちゃんたら こねこちゃん
なんて可愛らしいんだろう
君はとってもかわいいよ」

こねこちゃんは こういいました
「あなたもとてもすてきだわ
わたしたち結婚しましょうよ
とても長く待ったんですもの
どこかで指輪をみつけましょう」

そうしてふたりは航海を続け
一年と
一日後に
陸に上がると
そこには大きな木が生えていました

そして子ブタさんもおりましたが
その子ブタさんの鼻の先には
その子ブタさんの
鼻の先には
丁度良いリングがついていました

出典:mother-goose.hix05.com

絵本より
ギターを弾くフクロウが格好いいです。
マザーグースは、他の作品も同じですが、日本語に訳すととたんに面白みが半減してしまいます。
(上記の日本語訳引用サイトに原文も掲載されていますから、興味のある方はご覧になってくださいね。)
が、フクロウと猫ちゃんの愛らしい様子は存分に伝わってきますよね。

恋人同士のフクロウと仔猫ちゃんが船上でデートをしています。
お互いに愛をささやきあい、ふたりは結婚することに。
指輪は辿りついた島にいた、豚(なぜに!?)さんのお鼻にあったリング・・・
ロマンティックなんだけど、ちょっとおかしみがあって、可愛らしい情景が思い浮かびます。

冒頭でご紹介したフクとマリモも、おおきな括りで考えたら、このマザーグース「The Owl and The Pussycat」に寄り添った関係のようにも思えてきました。リアさんが天国で、ちょいちょいっと羽根ペンを動かして、フクとマリモを出会わせたのかも・・・なんて想像すると楽しいです。

「The Owl and The Pussycat」は、インスピレーションの源?

「The Owl and The Pussycat」はそのロマンティックな設定のせいか、イギリスをはじめ各国で絵本やイラストがたくさん出版されています。
他にもこの童謡をモチーフにした作品がないか、探してみました。
編みぐるみ作家にも創作インスピレーションを与える「The Owl and The Pussycat」
こちらは海外の作家さんの作品
英国、ハルシオンデイズ社のエナメル・エッグ・ボックスです。
この絵の裏には指輪の豚さんも・・・♪

アフターヌーンティーは「The Owl and The Pussycat」モチーフビスケットで

イギリスの「Artisan Biscuits」社の「Two by Two®」シリーズビスケットにも、実はこの「The Owl and The Pussycat」をモチーフにしたものが存在します。
お味はシンプルな「バター味」でほのかにバニラの香りがします。
輸入菓子の取り扱いのある店舗で何度か購入したことがありますが、シンプルですがそこが懐かしくてとても美味しいです。
一度食べると虜になります♪
どちらも可愛くてたべちゃうのがもったいない!

まとめ

今回はフクとマリモから連想して古典の世界・マザーグースの「The Owl and The Pussycat」へも思いを馳せてみました。いかがでしたでしょうか?
こういったお気に入りのモチーフに定めて、色々な絵本や雑貨を集めてみるのも楽しいかもしれませんね。
フク&マリモファンのみなさま、ご一緒にいかがですか?