環境省が推奨する「同行避難」とは?

いざというとき、どうすれば……
環境省は「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を作成し、ペットたちと一緒に逃げる「同行避難」を推奨しています。
過去の震災では、「すぐに帰れるだろう」と外に様子を見に行った後帰れなくなり、ペットと離れ離れになってしまうということがありました。

思いがけず家に帰れなくなったり、驚いて猫が飛び出してしまったりするかもしれません。
災害時には、必ず一緒に外に出るようにしましょう。

災害の「前」に猫のためにできること

猫の生活環境の再確認を

人間はもちろん、猫の周りも!
猫の寝ている場所やトイレの近くに、降ってくるようなものはありませんか?
ものが高く積み上げられていたりはしませんか?

人間にとっての防災にもなりますし、生活環境はこまめに確認しておきましょう!

猫用の非常袋を用意しよう

もちろん、持っていくのは人間ですよ!
一度避難したら、しばらく家に戻れないかもしれません。
いざというときのために、非常袋はすぐに出せる場所に入れておきましょう!

中身としては、
・エサ、水(5~7日分)
・薬
・保険証やワクチン接種証
・予備のリード、ハーネス
・猫の写真(逃げ出したときのため)
・大好きなおやつ、おもちゃなど猫が安心できるもの
・タオル、シーツ
・トイレ用品
・ブラシ
・食器
・洗濯ネット(猫を捕まえるとき用)

などがあげられます。
人間用の非常袋のチェックの際に、猫用の非常袋も確認しておくと安心です。

すぐに避難するためのしつけも大切

ケースの蓋をガムテープなどで補強すると安全です。
災害の際すぐに一緒に逃げられるように、キャリーバッグをわかりやすいところに置いておくのがまず大切です。

次には、猫ちゃんをキャリーバッグに慣れさせておくこと。
猫がバッグに入るのを嫌がって、時間がかかって……なんてことになっては大変です!
バッグを開けっ放しにして置いておくと、慣れて自然に出入りするようになるみたいですよ。
匂いの付いたタオルを入れておく、というのも有効です。

また、パニックになった猫が逃げ出したりしないよう、できるだけふたを開けるときにはハーネスなどをつけておきたいところ。
こちらも普段から慣れさせておいて、「いつも通り」行動できるようにしましょう。

災害で避難する時には、知らない人が多くいる場所に行くことになります。
難しいかもしれませんが、できれば知らない人にも慣れておきたいですね。

各自治体での避難場所の確認

避難所での生活を想定しておきましょう。
「避難場所の確認」は、単に経路の確認というだけではありません。
ペットの同行避難について、各自治体がどのような対応をとっているのか知っておくことが必要です。

猫の入れる近くの避難所はどこか、人と猫は分離されるのか、などを確認しておきましょう。
また、いざというときに助け合える飼い主さんたちの輪を作っておくと安心です。

予防接種は受けておく

災害がなくても大切なことですね!
災害の時は、日頃と違う環境にさらされることになります。
各種予防接種、寄生虫の予防及び駆除などはきちんとしておきましょう。
かかりつけのお医者さんの情報や薬、ワクチン接種記録などは忘れず保管しておいてくださいね!

また迷子になってしまった時のため、マイクロチップを埋め込んでおくのも大切です。
もし首輪で対処する場合には、ひっかかって命を落とすことがないよう、力の加わり方で外れるタイプがおすすめです!

「備えあれば、憂いなし」の猫ライフを!

日頃の防災意識が大切です!
今回は、災害が起こる前にできることをご紹介しました。
いざ、何かあった時に、「何を持っていけば!?」と考えていては逃げ遅れてしまいます。
普段から防災意識を持って、大切な家族を守りましょう!