エルミタージュ美術館とは

ロシアにあるエルミタージュ美術館は、1764年にエカチェリーナ2世の収蔵品を展示するために開館されました。ルーヴル美術館、メトロポリタン美術とともに世界三大美術館と称されている美術館の一つです。

美術館には、ダヴィンチ、ラファエロ、レンブラント、ゴッホなどをはじめとした貴重な美術品300万点以上を所蔵しています。

そしてそこには美術品を守るたくさんの猫警備員達がいます。
写真の真ん中にごろんと横たわる猫ちゃん

中庭でパトロールをしている警備員の一人です。
寝てるけど・・・(笑)

美術館の猫たち

猫たちは、来館者の目に触れることがない屋根裏や地階に住んでいるので、誰もその存在に気がつかないといいます。1764年に美術館が設立されて以来、その全歴史にわたって猫たちが勤務しているそうです。

普段猫たちは地下室やバックヤードに所蔵されているコレクションを物静かに監視してネズミから守っています。たまに外に散歩に出ることもありますが、めったに来館者の前には現れることはないそうです。来館者が帰った後で美術館内の監視を開始します。
美術館内を監視し美術品をネズミから守る猫ちゃん。
来館者がいなくなる時間から館内の警備が始まります。
この子は中庭のパトロールと来館者のお相手をしているようです。
中庭には警備員達がのーんびり。
中庭や美術館の外を歩いていると出会えるかもしりません。

猫たちのお仕事

元々は、ネズミ退治の為に飼われたのがはじまりだそうです。当時、エルミタージュ美術館ではネズミの被害が深刻で、ネズミ退治のために猫を警備員として採用することを決定。そして現在も猫たちはエルミタージュ美術館で暮らしています。

エルミタージュ美術館では、仕事が出来なくなってしまった猫を希望者に無料で引き渡しをしています。エルミタージュの定年退職(?)した猫を受け取った人は、生涯にわたってエルミタージュ入場無料権利を与えられます。

猫の数は60匹前後と決まっているそうで、それ以上に増えると里子に出されることもあるそうです。そして、警備隊出身の猫は行儀がいいとなかなか定評があるといいます。
エルミタージュ美術館の地下室でネズミの退治。
美術館の地下に暮らす猫警備員たちは健康管理もばっちりなんですって。
猫たちはそれぞれに居場所と食事をもらっています。

猫たちは自分たちがどんなに凄いところに住んでいるのか知っているのでしょうか?!

猫の気を悪くさせてはいけません

美術館では「猫の気を悪くさせてはいけない」という密かなルールが存在している。例えば美術館の内部には「猫に注意!」という特別な標識が立っている

猫に注意!という看板が館内に。さすが猫美術館!
猫に気をつけて!という看板もあります。

エルミタージュの猫の日

毎年3月28日に指定されている「エルミタージュの猫の日」は、美術館の行事の中でも大切な日なんです。美術館の従業員が準備するこの日には、いろいろな情報に富んだ多数の展示やエキサイティングなコンテストなどが企画されているとか。

その日に、普段は見られないエルミタージュの場所に入って、珍しいモノを見れ、不思議な雰囲気を味わえるとあってたくさんの入場者があります。
猫たちの仕事場であるエルミタージュ美術館の地下に入場が出来るのです。
エルミタージュ猫の日には子供たちの描いたカラフルな猫がお出迎えします。
地下室に貼られたエルミタージュの猫たちの写真。
猫好き達の作品が多く展示されるといいます。
もちろん警備員の猫たちにも会えます。
猫好きじゃなくても、こんなエルミタージュ美術館に行ってみたくなりますね!